第一回日本リンパ浮腫治療学会
学術総会
へ行ってきました。
新たに発足した学会
今まで参加していた
日本医療リンパドレナージ協会主催の
学術大会は
今後こちらに移行していくそうです
全体的によく話題に出てきたのが、
エビデンスの確立
保険適用の最適化
多職種医療機関の連携
これは定番の課題ですね
しかしながら、
日本でリンパ浮腫治療が広まり始めた2000年から
今年で16年
いろいろ進化しつつあります
【リンパ療法士 ( LT )】
現在、全国に何種類かある
医療リンパドレナージの資格を
統一しようという動き
リンパ浮腫治療の発展と
患者様の安心のために
必要なことなのでしょうね。
私も平成30年までに
移行試験に合格しないと^^;
【静脈吻合手術】
現在の改善率は80%だそうです。
蜂窩織炎になりにくくなる
弾性着衣の圧力が減る
など
効果は高いですが、
まだまだ新しい技術
私個人としては、
慎重に患者様と相談していきたいと思います
【 HGFプラスミドによるリンパ管新生の研究】
ラットによる研究で
リンパ管の新生に成功しています
治験も始まっており、
来年の春には、観察が完了の予定
手術により取り除いたリンパ管を再生させ、
他のリンパ管やリンパ節に流れやすい体にする
これまた新たな試みです
そしてとても興味深かったのが、
【 世界と日本の保険の比較】
リンパ浮腫治療は日本でも
規定の設備を備える病院に限り
保険の適用が認められました
しかし、世界と比較してみると、
30分あたりの治療時間で
保険から病院へ支払われる金額は
イギリス 約6000円
ドイツ 約1900円
フランス 約1700円
そして日本 1000円
30分あたり、近所でふつうのマッサージを受けた場合の相場を
3000円として、
明らかに他国より安く、治療をすると病院は赤字になるということがわかります
重症の方でも2000円…
もっと時間を要するのに…
これでは、
リンパ浮腫治療を取り入れようという病院が増えないわけですよね
イギリスの診療報酬の指針が
とっても理想的な形で実践されており、
日本も目指したいところだというお話がありました
そして!!!!
たくさんのメーカーさんが集まる学会!!(^^)
何か患者様のニーズに合うようなものがないか、
何往復もウロウロ……笑
当サロンでも
腕の浮腫の方に、大好評だった
夜間モビターム
足用の商品を
今か今かと待っているのですが、
なかなか発売が伸び伸びになっており
まだ暫くおあずけのようです(ーー;)
そしてこちらは、
SIGVARIS
肌に当たる面は
コットン100%!!!!
おそらく一番肌に優しい商品(^^)
こちらは
2016年カラー(^^)
カラフルなタイツが出てきたのもここ数年…
当サロンでニーズの高い
XSも作ってください!!!
とお願いしてきました〜(ーー;)
こちらは今人気ナンバーワン!と噂の
TERUMOのストッキング
しっかり圧がかかりそうな
厚手生地のわりに、
夏は通気性
冬は保温性に優れ、
触り心地が
とってもサラッとしています
そしてこちら!!!!
夜間に使える圧迫アイテム!
日本のリンパ浮腫治療の先頭を走る
徳島の病院と
後藤学園リンパ浮腫治療室の
共同開発!!!
肌に当たる面は綿100%!!!
腕の商品を試着しましたが、
とってもつけ心地が気持ちいい*\(^o^)/*
間も無く発売予定とのこと♫♫
足用の製品は
すでに販売しているそうですが、
少し着脱が大変とのことなので、
サンプルを入手して
取り扱いを検討したいと思います(^^)
最後に
学生時代からお世話になっている
恩師 佐藤加代子 先生と
同級生でセラピスト養成の講師として活躍されている
ドレヴィツ佳央里 先生(^^)
学生時代に戻ったみたいでちょっと嬉しかったです♡