マイクロサージャリー学会リンパ浮腫セミナー
に参加してきました。
今年度は学会も中止が相次いだり、リモートになったり。
リモートも子育て中の私にはとてもありがたいシステムですが、
今回の学会は配信内容が一部に限られるため、思い切って1人旅してまいりました。
結果、行ってきてよかったです。
やはり同じ方向を向いている人たちが一堂に介する雰囲気や緊張感というのは、何ものにも代え難いですね。
この学会は今回が初めての参加。
マイクロ(微小)サージャリー(外科)なので、
血管吻合など顕微鏡を使った微細な術式の学術集会です。
その中の1つの会場にリンパ浮腫セミナーが終日設けられ、
リンパ管吻合術の話を、たっぷり外科の内容でお勉強してきました。
会場は 北九州国際会議場 @小倉駅


朝8:00から開始のモーニングセミナーは、
200名弱程度、
会場内は満席、立って参加する方もいるほどで、関心の高さを感じました。
吻合術の現状を知るために参加しましたが、
それを通して、基礎であるリンパの解剖生理学的なことも改めて復習になったことは、
予想外の嬉しい収穫でした(^^)
一日を通して様々な病院や医師による症例を聞き、
印象的だったのは、
リンパ浮腫の病期、程度分類によりリンパ管吻合術の効果は差が出ること、
圧迫などの保存療法を行わずに、まず吻合術を行うことも一定の効果が得られていること、
リンパ管吻合術後の開存率は、2年後がひとつのポイントになってくること
などなど。
近年、患者様より手術のご相談を受けることも多くなってきました。
総じて現状は、まだまだ決して改善率が高いとはいえない治療法、と感じるのが正直な感想ですが、
さまざまな選択肢を持つことはとても大切だと思うので、
適宜ご相談に応じられるよう、情報を更新してまいります。
ランチョンセミナーは、日頃お世話になっているテルモさんの共催で、
豪華なお弁当付きでした(^ ^)
頭フル回転で手術動画見ながら、気づけばお弁当を完食してる自分に成長を感じました。
学生時代はカエルの解剖も抵抗があったものです(^◇^;)

一泊の弾丸参加でしたが、次男産後初の1人旅としても楽しんでまいりました。
北九州在住の患者さまに教えて頂いた
鉄板焼 沢
おいしいビールと名物の焼きうどん♫
1人なのでこれでお腹いっぱいになってしまったのが残念すぎましたが(笑)
とってもおいしかったです\(^o^)/
店員さんもとても気さくで、おすすめのお土産情報をたくさん教えていただきました(^○^)

小倉駅といえば!!!!!
鉄ヲタ息子のいる我が家では何より、駅構内を走るモノレール。


駅構内で写真を撮りまくってるのは私くらいのもので、観光客丸出しでした(^◇^;)
これから年末にかけて別のリモートセミナーも続きます。
スタッフとも共有して、引き続き還元してまいります(^ ^)